大腸カメラについて

内視鏡検査機器のイメージ画像

大腸カメラ検査は、肛門から内視鏡を挿入して全大腸を調べる検査です。

 

大腸におきる殆ど全ての病気の診断が可能です。

 

大腸の病気は,大腸癌,大腸ポリープ(大腸癌になることもある),腸炎(感染によるもの,潰瘍性大腸炎,クローン病,その他)、大腸からの出血などが挙げられます。大腸内視鏡により、病気の正確な診断・重症度の判断,治療が可能です。


内視鏡検査のイメージ画像

 

検査中に病変が発見された場合、腫瘍性のものや早期癌であれば、その場で切除を行うことも可能です(日帰り手術)。

近年、日本では大腸癌は増加傾向にあり、女性では死亡者数が1位となりました。(男性3位)

大腸癌は早期発見し治療を行えばほぼ100%治すことができますが、早期の段階では症状を自覚することがなく、便潜血検査でも陰性となってしまうこともしばしばです。

 当院では鎮静剤を使用しウトウト眠った状態で苦痛の少ない検査を行っております。(帰宅時の自動車の運転は禁止となります)

検査時間は約15分程度ですので、不安に考えずに積極的にお受け下さい。

大腸癌の早期発見には、定期的な大腸カメラが必須です。

 

検査の前に診察が必要です。

  • 現在服用中の薬がある方は薬名の分かる薬手帳、処方箋をお持ちください。
  • 各種検査結果(人間ドックの結果、職場の健診の結果、血液検査結果など)をお持ちの方は参考にさせて頂きますのでご持参ください。
  • 便秘気味の方には、整腸剤や緩下剤を服用して頂き、お通じのコントロールを行うことがあります。検査前の指示に従ってください。
  • 検査の方法、検査前日の食事やお薬についてご説明致します。疑問な点は、遠慮なくご質問ください。